考え方100連発

悩みや不安の連想ゲームを断ち、問題に前向きに対応する考え方

 

心配事の連想ゲーム

悩み事があったり、不安なことがある時って、

すごく心が苦しくなります。

 

連想ゲームのように、

さらに悪いこと、悲しいことを想像し、

悪循環に陥っていきます。

 

そんな時は、僕は次のように考えることで、

悪循環を断ち切り、

問題に前向きに対応することができるようになりました。

f:id:nannnotameni:20170401134023j:plain

  

 

「思い」にこだわらない

それは、悩みや不安を、

「事実」と「思い」に分けて考えることです。

そして、 

「事実」の解決策に意識を集中し、

「思い」はあまり意識しないようにします。

 

f:id:nannnotameni:20170401133932j:plain

 

というのも、

心配事の連想ゲームの構造は、

悩みや不安への「思い」がスタート地点となり、

そこから、新たなマイナスの「思い」が想像されていく構造になているため、

この最初の「思い」を止めることが、効果的です。

 

また、「事実」の解決策に意識を集中する時、人は前向きになりますが、

悩みや不安への「思い」に意識を集中すると、人は後ろ向きになってしまいます。 

 

 

「思い」は、あくまで予想、想像

たとえば、

友達からキツイ言葉を言われ、

嫌われてしまった!と思うとします。

 

この場合、

事実は、「友達からキツイ言葉を言われたこと」です。

思いは、「嫌われてしまったと思う」ことです。

 

ここで大切なことは、

事実は、絶対に正しい、確実なものであるけれど、

思いは、絶対に正しいとは言い切れない、不確実なものであるということです。

  

でも、私たちは、

友達からキツイ言葉を言われたこと(真実)と、

友達から嫌われたと思うこと(思い)、

この2つを、どちらも真実(絶対に正しいこと)と考えてしまい、

次に会ったときに、もっとひどいことを言われないだろうか、など、

さらに悪いことを考えてしまいます。

 

「事実」と「思い」をごちゃ混ぜにして考えてしまうから、

このような悪循環に陥ります。

 

友達から嫌われているかどうかは、

あくまでも予想、想像です。

嫌われていない可能性もあります。

勘違いなんていうのは、日常茶飯事、起こるものです。

 

 

だから、このような場合は、

「事実」と「思い」に分けて考え、 

問題である「事実」に対して、

何か解決策がないか、工夫できることはないか、

を考えましょう。

「思い」は考えないようにしましょう。

 

嫌われた!どうしよう!と、

いつまでも心配しているより、

次は明るい声で挨拶してみようとか、

こちらから笑顔で話しかけようなど、

問題の解決策に時間を割きましょう。

 

思いにとらわれすぎてしまうと、

心配事の連想ゲームに陥ってしまいます。