「後でやる」と書いて、「ほぼできない」と読む
後でやろうとか、
いつか時間ができたらやろうと思っていること、
ありますよね。
こういう後回しにすることって、
振り返って考えてみると、
やれていないことの方が多かったりします。
僕の場合、やろうと思っていたことさえ忘れてしまい、
結果的にやっていない場合が多い(泣)
特に忙しい時期などは、やりたくてもできないから、
部屋の掃除をはじめ、色んなことが後回しになります。
後回しにすること自体は、問題ないと思います。
自分がやるべきことに優先順位をつければ、
自然と後回しは発生するものだからです。
「後でできる」という思い込み
では、何が問題なのかというと、
後回しにしたことは、
「後でできる」という思い込みです。
本当は、できない確率の方が高いのに、
人は無意識に「できる」ものと思い込んでしまう。
誰でも、
「後ではできない」前提で、
「後でやろう」とは考えないですよね。
「後でできる」と思うから、
「後でやろう」と考えるわけです。
でも、結果的にできないことの方が多く、
大切なことができない事態が発生します。
後回しにしたことが、できなくなる原因
こういう後回しにしたことって、
時間的、物理的にできなくなることがほとんどです。
やる気が無くなったから、やらない場合は別ですが、
やりたいのに、できなくなるのは避けたいですよね。
後回しにしたことが、できなくなる原因は多々あります。
僕の場合、こんな理由でできなくなります。
たとえば、僕はいつも月曜日にスポーツジムに行きます。
仕事帰りに行くので、体が疲れていると、
今日は行くのやめようかな~、って気分になります。
今日は休んで、明日行こう、と思ってしまいます。
スポーツジムに行っている人は、この気持ち、分かりますよね!
それでも、老体にムチ打って行くのですが、
たまに、誘惑に負けて、行かない日もあります。
誘惑に負けて、火曜日にスポーツジムに行くと、
こんなことが起きます。
1.緊急事態が発生!
お客様からのクレーム対応や、知人のお通夜などで、ジムに行けなくなる。
2.想定外のことが発生!
スポーツジムに行ったら、その日は臨時休業していた。
3.物理的にできない!
車が故障して、行けなくなる!
4.体調不良!
風邪でダウンしてしまう。
後回しは、できなくなるという前提で考える
後回しにしたことは、「後でできる」ことではなく、
「ほとんどできない」こととして考える。
こう考えた方が、スケジュールを効率的にこなせるようになります。
後回しにしたことは、実際にできないことの方が多いですし、
「もうできないもの」と考えた方が、
自分が今、やるべきことを真剣に考えるようになります。
後でもできる、という考えが、甘えを生みます。
後回しにしたことは、もうできない
後回しにしたことの中に、
自分にとって大切なことが含まれていないか、
今一度、考えてみましょう。
後回しにしていることの中で、
将来の自分にとって役に立つことは、
少し無理をしてでも、
すぐにやってしまった方がいいです。
逆に、将来の自分にとって、役に立たないものこそ、
後回しにしましょう。
まとめ
やる気があるうちにやってしまうとか、
早め早めに取り組むなど、
後回しにしない方法は、いろいろあります。
ただ、それらはすべて、
「後でできる」という前提で考えられています。
だから、この思い込みを自覚して、
「後回しにしたことは、ほとんどできない」という前提で考えてみましょう。
今、自分がやるべきことが、ブラッシュアップされるはずです!