考え方100連発

弱者が強者に勝つための考え方 その1

 

 

どのような世界にも、弱者と強者が存在します。

 

ブログの世界なら、読者数やPV数の多い有名ブロガーは強者、

私のように、駆け出しのブロガーは弱者になります。

 

流通の世界なら、大型スーパーは強者、

個人商店の八百屋は弱者になります。

 

弱者は、自身が成長、拡大していくために、

本人が意識する、しないに関わらず、

必ず強者と戦うことになります。

(ここでいう戦いとは、顧客や読者の奪い合いのことをいいます)

 

しかし、その強者は、

資本力、規模、経験、知識、労働者数など

すべてにおいて、弱者より優勢です。

まともに戦っても勝ち目はありません。 

 

では、弱者は絶対に強者には勝てないのか、というと、そうでもありません。

弱者でも強者に勝てる戦い方というものがあります。

(経営ではランチェスター理論と言います)

 

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この考え方は、仕事や趣味、ブログなど、

いろいろなことに応用がきくと思いますので、

今回から、1つずつ紹介していきたいと思います。

 

 

弱者の戦い方 その1 「局地戦」

 

弱者が強者に勝つためには、

勝てる場所で戦う

という戦い方があります。

これを、局地戦といいます。

 

全面戦争をすれば、

資源の少ない弱者が負けてしまうことは必然です。

 

しかし、一部の地域や領域、できれば、

強者の戦力が弱い部分に、

戦力(人・物・金)を集中させて戦えば、

勝てる見込みが出てきます。

 

たとえば、

個人商店の八百屋が、

大手のスーパーに売上で勝とうとしても、

普通に営業をしていては勝ち目もありません。

 

だから、個人商店の八百屋は、勝てる地域を選び、

そこで戦う必要が出てきます。

 

その勝てる地域とは、

大型スーパーからなるべく遠く離れていて、かつ、

個人商店の八百屋からなるべく近い所にある地域になります。

 

顧客は、近いところで買う、という傾向があるため、

その地域ならば、大型スーパーに勝てる見込みが出てきます。

 

この勝てる地域に、新聞折込チラシを集中してかけたり、

ポスティングをしたり、当日配達サービスをしたり、

戦力を集中して戦います。

 

この地域で大型スーパーに勝てるようになった時、

はじめて次の勝てる地域に攻めていくのです。

 

よくやってしまいがちな失敗に、

売上をあげたいために、強者に全面戦争をしかけるという失敗例があります。

事業の多角化をかかげ、あれもこれもと手を伸ばし、

結局どれも売上が伸び悩んでしまうのです。

 

このように、勝てる場所で戦う、ことで、

戦力を分散させることなく、効率的な戦い方ができます。