見えるモノより、見えないモノが重要 という考え方
うまくいっている人の方法をマネしたのに、
自分がやってみると、うまくいかない、
そういう時ってないですか?
こういう時は、うまくいっている人の「方法」だけでなく、
その「想い」まで、マネをする必要があります。
なぜなら、
手法やノウハウ、技術といった、目に見える表面的なモノはすべて、
想いや理念、価値観といった、目に見えないモノから生まれているからです。
見えるモノより、見えないモノの方が重要です。
木でいうなら、枝や葉より、根っこです。
見えないモノにこそ、物事を成功に導く大切なポイントが含まれているのであって、
見えるモノは、その見えないモノの一部分が表面化されたに過ぎません。
だから、一部分だけである「見えるモノ」だけマネしても、
うまくいく可能性が低いのです。
たとえば、環境整備(職場の掃除)で、こういう失敗例があります。
売上を伸ばすためには、職場をキレイにすることが必要、
とよく聞きます。
しかし、掃除に力を入れた経営者からも、
「掃除をしたら儲かると聞いたけど、全然、儲からない。」
と聞きます。
これはよくある失敗例です。
売上が伸びている会社の経営者は、
頭の中の整理整頓ができています。
整理整頓とは、次の2つ。
①必要なものと、必要でないものに分ける
(必要でない物は捨てる)
②必要なものに、優先順位を付ける
(よく使う物は手前に置き、あまり使わない物は奥に置く)
この考え方が、できているから、
結果として、職場がキレイなのであり、
結果として、売上が伸びているのです。
頭の中の整理整頓ができていない経営者は、
従業員に職場の掃除だけさせても、
売上は伸びないのです。
だから、うまくいっている人の「方法」だけでなく、
その「想い」まで、マネをする必要があります。